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秋のパン屋に現れる
十月のメキシコ。市場のパン屋に、丸くふくらんだ甘いパンが並び始めます。わたしはパン・デ・ムエルト。名前は「死者のパン」という意味ですが、こわがらせるためのパンではありません。家族や地域が、亡くなった大切な人を思い出し、語り合う死者の日に作られます。子が表面の飾りを見て、「小さな枝みたい」と言いました。パン職人は「生地で作る骨の形なんだよ」と答えます。その形にも、土地と家族の物語があります。
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パン・デ・ムエルトは九月ごろから店に並ぶこともあり、十月末から十一月初めに特に多く食べられます。
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