1 / 10 BREAD JOURNEY 04
ぼくの行き先は、あの壁?
北インドの料理店の朝。ぼくは、粉のついた台で休む、小さな生地です。目の前には、深い穴のような窯、タンドール。中から熱さが伝わってきます。先輩のナンが出てくると、表面はぷくぷく、ところどころに茶色の焼き目。「あの中の、どこに寝ていたの?」とぼくは不思議に思いました。答えは、底でも棚でもありません。なんと、熱い壁に貼られていたのです。職人の手が近づいてきました。ぼくもこれから、壁をのぼるパンになるのでしょうか。
もっと知りたい!
タンドールは、内側に強い熱をためる窯です。ナンだけでなく、串に刺した肉などを焼くことにも使われます。
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